ZOKEI NOTE 4th
造形ノート第4回展 2003 終了しました. 03/9/1〜03/10/31 |
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会場 1 東京都港区赤坂7−5−56 ドイツ文化会館1階 Tel.03-3583-9487/8263 Fax.03-3583-8263 |
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● 写真と報告 更新 030911 |
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Goethe-Institut Tokyo - Allgemeine Informationen.url
所在地と開館時間 |
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単純に視覚化した 「造形ノート」 | ||||
「造形ノート」 による作品 | ||||
人の視覚は,恐ろしいほどの洞察力を持つものです.それゆえに,少々手の込んだアルゴリズムを組んだり,あるいは不可解ではあるがまさに洞察力が保証する数学的モデルをプロセスに織り込むと,視覚は先回りしたがごとくに,その結果を読み取ってしまいます.
CGによる造形は,自然がどうやって形づくるかというシミュレーションにとどまらず,人はどのように対象を見,楽しむかを知ることなのでしょう.楽譜は音楽がどうやってできるかを書いてあるわけではありません.「造形ノート」も,造形の指針となる,楽譜のように簡潔な表現を目指したいものです. |
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この作品は,実際に作られた三次元トラス構造のほんの一部が見えています.一見,不定形で自由な動きですが,相互に強固なダイアモンドトラスを構成していて,かけがえのない要(かなめ)のような存在です.
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コンピュータに限らず,球は実にプリミティブな形で意味深いものがあります.しかし,コンピュータで作る球は,全ての意味合いが剥奪され,全く意味を持たない,実に無垢なる幾何学的球として,むしろ,その存在を保証できるのです.
そのピュア-な球にそっと光を当て,互いの反射を仕組み,相互の距離やほんの少しの関係を作り出すことが造形の第一歩なのです. |
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球を如何に描くか
同じ球でも,人によって描き方はさまざまです.CGでも球をどのようにレンダリングさせるか,今は無限に近い選択肢があります.CGは,人が手にする絵筆と同じように,可能性を秘めたメチエ(表現技法)なのです.球をどのようなアルゴリズムでデッサンするか?簡潔なプログラムで,既存のCGソフトにはない独自の表現を「造形ノート」は可能とします.レンダリングは,楽器の演奏のようなことで,記譜と楽器とは,ご承知のとおり,密接な関係があるわけです. |
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いつまでも続く時間.
果てのない空間. 一つの連続体. 一つの無限. 一つの表現法. |
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これは?
うーんアワのようなもの... 泡? あーそうそう!ビールの泡です. あー BEER! フーッ キケンね!.. 題名は BEER! |
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無門禅師の「無門関」は13世紀に提唱された.R.D.レインの「結ぼれ」の邦訳がみすず書房から出版されたのは1973年. H.マトゥラーナ,F.バレーラ著「知恵の樹」菅啓次郎の邦訳は1987.エニヤックへのノイマン型脳移植が始まって半世紀が経過した.そもそもコンピュータにゲート「無」.
あっ食事の時間ですか...この続きは食後に.... 今食後でしょ! そうですね.でも今戦前ですから...食前です! |
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"NOTE 4 HYD68771"
あるいは "NOTS" |
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KEN ISHIGAKI