Gallery COMA : Ken ISHIGAKI : 石垣 健

Ken Ishigaki

  石 垣 健
造形ノート ― 新しい造形プロセスの模索



Index 1


 略歴

 Born in...

 



 雲上   1976

 雲を土で....
 信楽にて。

数種の部分型で多種の型を構成し、更に多様な形態へと接合される。



 帰還   1979

 遠くなった海,土で作る
 信楽にて、実の土のタタラを型押し成型。

方陣に対応可能な、黄金比のモデュール.



 蒼壁   1980


 蒼き山も望めなくなった
 信楽に行きタタラで造る

流れは、その所在と運動を反転させる.
上下のない雌型と雄型.その界面の律動.
モデュールのもつ親和力の検証.
長時間の焼成は、作品の力学的バランスを補正し、重力を記す.
Note of Designing Code



 双樹   1980
 Note of Designing Code

 常温成形への初挑戦.



アルペイオスの流れ 1983

止めようのないこの日常.
暑い屋根裏の部屋で明けても暮れてもプログラムの調整だ.私より機械の方が明らかに疲弊したようだ. "Out of memory!" の繰り返し.暑さのための気絶.スピードよりもあきらかな容量の不足.





FIGURE 1984

   Note of Designing Code




帰還 II  1986

塑造は、巨大なるメモリー空間だ。 ひとヘラで、数え切れぬほどのピクセルが移動する。 メモリーとCPU が一体になったリアルタイムな3Dレンダリング体である. ヘラでサクサク立体がつくれる.マウスをつかむ気がしない.
  Note of Designin



記憶から 1986


デザインの可能性は、制作チームの未だ試みたことのない実力の表徴を信じるにある.






日曜日 1986

 久しぶりの日曜らしい一日だった。   


抽象とは新しい言語の模索だけではない。皆が受け入れられる新しいOSを創造することでもある。フォービズムやキュビズムは、 新しい観客参加型の芸術システムを定着させた。 人々は、視覚のオペレーションシステムを楽しめるようになった。データの正確さや、観る側の記憶の質を楽しむだけではなく、 表現の同時性と対比.情報を解凍し再構築するスリル?これらは,観る側において多大な解釈の楽しみがある.



誕生 1987

 死ぬことよりも 生まれ変わることへの恐怖.
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