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●造形譜 『 COEXISTENCEⅡ』 からの実制作を行い,84th新制作展・受賞作家展 スペースデザイン (建築会館ギャラリー2022.3/7~3/12 終了)に展示いたしました.このような機会をお与え下さった会員の方々に,感謝いたします.

 作品名は、前回を引き継ぎ、“COEXISTENCEⅡ”としました.水中で立ち上る泡のように、相互に関係し合う形です.今回は、もう少し短時間でその変化が認識できるよう、一部に縞状の凹凸を加えました.こうすると、作者ですら一年かかって気が付いた変形の仕組みが、瞬時に見えてきます.昨秋の作品と同じ部分も残しましたので、対比しながら観ていただくと、その秘したる拠り所が解るかもしれません.複合的アルゴリズムによる作品は、長年見続けていても 新しい発見があるものです.そこに思い当たる情感を重ねていくと、作品は不思議な構成を見せてくれます.こう書いてみても、残念ながらコロナ禍で会場にお出でになれない方がほとんどかもしれません.写真で旨く伝わると良いのですが,立体視の装置の普及は未だ未だのようです.
「鬼は安く、犬は難し」と言われます.さて,この海の泡はどちらでしょうか? あわよくば、間(あわい)良しと言える佇まいになるよう、引き続き制作を重ねていこうと思っております.



作成中の造形譜 『 COEXISTENCEⅡ 』

COEXISTENCE1911


 

造形譜を元に,更にディテールを加えたレンダリング画像 ↓













 ソフトウェア-の進化は,全体のフォルムとディテールの関係を調整する選択肢を多様にし,イメージが揺らぐほどの肌理細やかな誘惑もあるのです.音楽なら新しい楽器の音色を知ってしまうような誘惑で,結局,造形譜にまで戻って,作り直す事になります.





 重力も浮力も除外して,相互の共存空間だけをあらわに….
どうやら,その状態を地上で表現するには,吊すよりも支える方が落ち着いて観れるようです.



石垣 健 ISHIGAKI Ken  『 COEXISTENCE Ⅱ 』





石垣 健 ISHIGAKI Ken  『 COEXISTENCE Ⅱ 』
"PRAYING FOR PEACEFUL COEXISTENCE IN THE WORLD"  2020.3.9


逆光を避けて,イベント広場からギャラリー内を写してみました.室内のLEDライトの色温度が低いため,色調補正が過剰となっています.(笑)




新型コロナウイルス感染症.蔓延防止等重点措置延期の中での開催となりました.
ご来場いただいた方,来場をお控え下さった方もふくめ,このコロナ禍での展示を,無事終了できましたことに感謝しております.

 


以下,会場内のスナップです.





録澤 壽雄 ROKUZAWA Toshio   『 春 2022 』

 



 西野 芙佐子 NISHINO Fusako  『変容』、  『樹林帯』





 深尾 雅子 FUKAO Masako   『始まり…The bibining…』, 『白氷蓮曼荼羅』





 雨森 浩子 AMEMORI Hiroko  『穹』、 『環』、 『Crossing Over』





 雨森 浩子 AMEMORI Hiroko  『穹』、 『環』

 

 

 



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