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 「COEXISTENCE Ⅳ」 第84回 新制作展 国立美術館に出展しました.終了 
   会期:2025年 9月17日~28


COEXISTENCE Ⅳ
造形譜 『COEXISTENCE Ⅳ』 2508 の実制作による作品




3面図

造形譜 『 COEXISTENCE Ⅳ』からの三面図.

 実制作では、造形譜からのレンダリングの過程で、曲面を更に細分化し、 造形譜の流れを妨げないように滑らかな面やエッジを調整している.
 空間の構成は、造形譜で明確に指定されており、ディテールの調整も安心して行える.
 展示中、触れる作品も隣接してあったので、勘違いしたのか、 だいぶ白い塊の部分を回されたようだ.観た方によっては、酷い状態をご覧になったかもしれない.
 確かに私自身、制作中には、撫でまわしているので、触りたい気持ちは良くわかる.触れるように一部を複製して台の上に置いておいた事もある.リンゴのフォルムは、触ってみて、その感触も加わって、初めて実感できる.

 見慣れるということは恐ろしいもので、向きが変わると何となく雰囲気で判る. 作品の輸送中は、強い揺れの衝撃を受けたときに果実部が回らないと破壊するので、ほど良く固定しあり、自重では決して回らないので、接着は避けている.もちろん常設ならば、搬出の心配も無いので接着し、固定できる.もし壊されたら、プリント部分は正に再プリントできる.
 輸送用の梱包の箱には図面が貼り付けてあり、展示前に必ず状態を確認できるようにしている.
  ところが、出来上がってきたカタログの写真を見ると、既に図面通りではなかったのだ、関係者しか出入りしないバックヤードで、いつだれが果実部を回したかは、監視カメラが知っているわけだが、 監視カメラには、作品の良し悪しまでは、いまのところ解らない.
 だがそのうち、美術館の監視カメラも双眼になり、専属 AI の眼が肥えて、 「○○さん動かしちゃダメ.そこはもう少し右向きだったでしょ!」なんて言うようになると面白そうだ.そんなことになれば、 新作においては、○○鑑定団より眼が越えてくるかもしれない.
 やがてドローンも美術館に潜入するだろう.「潜入されたが盗まれなかった!あれは贋作だ!」なんてことにもなりそうだ.そのうちバンクシーがドローンをどう描くかも見てみたい.

 いやはや、油断も隙もない.笑って過ごせる情況が変わらぬことを祈るばかりである.

isi

 






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